明治安田J3リーグは2日と3日に第34節の10試合が行われる。
首位の八戸はホームに北九州を迎える。前節は栃木Cとの首位攻防戦に敗れ、連勝が5でストップした。巻き返しを狙う今節は、前節不発に終わった攻撃陣が意地を見せたいところだ。対する北九州は琉球を下し、4戦負けなしとしている。1-0で勝利した前回対戦で決勝点を挙げた渡邉 颯太が今回も大仕事をやってのけるか。
2位の栃木Cはアウェイで琉球と対戦する。前節は八戸との直接対決をモノにし、首位に2ポイント差に迫った。終了間際に劇的な決勝点を挙げたバスケス バイロンに今節もかかる期待は大きい。琉球は北九州に競り負け、連勝はならなかった。前回対戦では撃ち合いに屈したが、攻撃姿勢を貫き、ホームでリベンジを果たせるか。
3位の鹿児島はホームで松本と対戦する。前節は岐阜に快勝を収め、2連勝とした。2試合連続3得点と攻撃が機能するなか、10試合ぶりにゴールを決めたアンジェロッティが、今節も結果を残せるか。松本は讃岐に敗れ、4連敗と元気がない。終盤の2失点で逆転負けを喫しただけに、試合の終わらせ方がテーマとなる。
4位のFC大阪は福島の本拠地に乗り込む。前節は栃木SCに敗れ、連勝が3でストップした。前回対戦では7-1と大勝した相手から、再びゴールラッシュなるか。福島は金沢に敗れ、連勝はならず。チャンスを作りながらも不発に終わった攻撃陣の奮起が求められる。
5位の宮崎はホームで奈良と対戦する。前節は鳥取に快勝を収め、4戦負けなしとした。4戦連発とゴール量産中の橋本 啓吾が今節も重要な役割を担うだろう。奈良は群馬に敗れ、連勝はならず。プレーオフ出場のためにも、連敗は避けたいところ。隙を見せた前半の試合運びがテーマとなりそうだ。
6位の金沢はホームに群馬を迎える。前節は福島を撃破し、6連勝と勢いに乗る。途中出場から決勝点を挙げたパトリックの起用法が今節もポイントになるだろう。群馬は奈良に勝利し、10試合ぶりに勝点3を手にした。10試合ぶりにゴールを決めた河田 篤秀が今節も結果を残せるか。
栃木SCはホームで岐阜と対戦。前節はFC大阪を1-0で撃破した。ここ3試合で2得点と好調の太田 龍之介が今節も攻撃のカギを握るだろう。岐阜は鹿児島に敗れ、2連敗となった。2試合で7失点を喫する守備の立て直しが重要なテーマとなる。
長野vs高知は16位と17位の対戦となる。長野は前節、沼津に2-1で勝利した。先手を許しながらも後半に逆転した勢いを今節にも持ち込み、今季初の連勝を狙う。高知は相模原に敗れ、4連敗と苦戦が続く。得点力不足に悩まされるなか、最前線に立つ東家 聡樹に結果が求められる。
讃岐はホームに鳥取を迎える。前節は松本に競り勝ち、連敗を4で食い止めている。終盤の2得点で逆転勝利を挙げた粘り強い戦いを今節も実現し、19位からの浮上を狙う。鳥取は宮崎に敗れ、2連敗となった。得点は奪えているだけに複数失点が続く守備の立て直しが急務となる。
沼津はホームで相模原と対戦する。前節は長野に敗れ、3連敗。19位の讃岐に7ポイント差をつけられ、最下位に沈む。2戦連発と好調の柳町 魁耀がチームに勝点3をもたらす活躍を見せられるか。相模原は高知を撃破し、2連勝とした。終了間際に決勝点を挙げた武藤 雄樹に今節も大きな期待がかかる。
■各試合の見どころをチェック
八戸vs北九州
金沢vs群馬
福島vsFC大阪
栃木SCvs岐阜
沼津vs相模原
讃岐vs鳥取
宮崎vs奈良
鹿児島vs松本
長野vs高知
琉球vs栃木C














