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2016Jリーグ開幕特集

愛媛
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クラブ史上最強の昨季主力の残留こそ何よりの補強

今季のみどころ

昨季、J2参戦10年目にして初の大躍進でJ1昇格プレーオフに進出した。それもあって、当然ながら今季にかけるファンの期待値はこれまでのシーズン以上になっているはず。そして、その期待に応えるべく、クラブ悲願のJ1昇格への道を肌で感じたその経験値は今季もそのまま生かせそうだ。

自分たちのプレーに十分な手応えがあった。だからこそ、昨季の主戦力となった選手たちはこぞってチームに残留。このチーム、この仲間でJ1昇格を目指すことを選んだ。今季予想布陣の主力に新鮮さはないかもしれないが、逆に言えば変える必要がなかったという意味合いのほうが強い。むしろ、昨季プレーオフにまで進出した結果を残したメンバーほぼそのままで今季も戦えることは資金力に乏しい地方クラブにとっては何より大きなの補強。また、昨季ベースのチームであるため戦術面での成熟度が高いこともポジティブな要素となる。

新戦力の加入は4選手と少なめだが、昨季の層の薄いポジションに即戦力級の選手をピンポイントで補強。主将・西田剛がシーズン中盤以降での復帰が濃厚で不在となる最前線には浦和から阪野豊史を期限付き移籍で獲得。また、左ワイドには鹿島より鈴木隆雅が、最終ラインには岐阜から深谷友基、浦和から茂木力也が加わり、各ポジションでの層に厚みを持たせた。

今季、チームは2年連続となるプレーオフ進出を狙うが、無欲でそれを実現した昨季と“狙って”それを成し遂げることを目指す今季とではメンタル面でのタフさは大きく違ってくる。しかし、それを乗り越えた時こそ真のJ1への挑戦権が得られるはずだ。

Reported by 松本隆志

開幕時の予想布陣
開幕時の予想布陣

この予想布陣はあくまでも開幕戦を想定したもの。今季の開幕戦は清水戦とあって、清水から期限付き移籍中の瀬沼優司はこの古巣戦を契約上出場できず、その痛手は決して小さくはない。しかし、新加入の阪野豊史はチームにすでにフィットしつつあり、シャドーのレギュラーポジションを狙う近藤貴司、白井康介ら生きの良い若手の台頭など、頼もしさを感じる要素も多い。シーズンが進めばよりポジティブなレギュラー争いが予想される。

中盤のレギュラーポジションはほぼ鉄板の固さ。ゲームメーカーの小島秀仁と守備のキーマンである藤田息吹のボランチコンビは、そのクオリティの高さに加えて、お互いのプレースタイルのバランスも抜群。左ウイングバックには強烈な左足を生かしたダイナミックなプレーで魅せる内田健太、右ウイングバックには豊富な運動量と体を張ったプレーで高い存在感を放つ玉林睦実が今季もその座に陣取るだろう。サブがこの4人を脅かすにはかなりの努力と成長が必要となるはずだ。

唯一大きな動きの可能性があるのがディフェンスライン。現状では、昨季で主軸だった林堂眞、浦田延尚、西岡大輝らが一歩リードしていることは間違いないが、新加入4選手中3選手がDF登録。若手成長株の茂木力也と経験豊富な深谷友基も虎視眈々とその座を狙い、左ウイングバックでの起用を想定する鈴木隆雅が最終ラインに加わる可能性もある。GKは児玉剛がチーム内ライバルを"2歩"リード。今季も頼りになるチームの守護神として大きな期待がかかる。

Reported by 松本隆志

※予想スタメンは2月7日時点のものです。

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