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JリーグYBCルヴァンカップ30周年記念「にじさんじ」とのコラボレーション
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2017Jリーグ開幕特集 2017Jリーグ開幕特集

徳島
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クラブ初の外国人監督を据えた徳島。改革が、始まった!

今季のみどころ

リカルド ロドリゲス監督の掲げるサッカーをいかに体現できるか、そのスタイルがJ2リーグで旋風を巻き起こせるものなのかどうかが見どころ。昨季掲げたスタイルは攻撃を主体とした「コレクティブでアグレッシブ」なサッカー。今季も攻撃主体という点では同じ方向性だが、戦術面や組織作りは大きく異なる。

ロドリゲス監督は今季の戦い方の分かりやすい例えとしてジョゼップ グアルディオラ監督時代のバルセロナが行っていた「ポジションプレー」を挙げた。単にポゼッション率を上げるのではなく、正しいポジションを取って効果的にボールを動かしながらゴールを目指す。幅も奥行きも有効に活用しながら主導権を握る戦術を浸透させようとしている。いくつかの練習試合を観てきたが、目指すスタイルは時に将棋やチェスさながらの頭脳戦や駆け引きも感じられた。

キャンプで存在感を示したのがインサイドハーフの杉本 太郎と前川 大河。相手の間で受けることを怖がらず、チームに命を吹き込むようにボールを循環させた。さらに、キャンプ終盤にはコンセプトの1つである良い攻撃を生むための良い守備が機能する場面も増加。前線からの組織的なプレスが少しずつ形作られるようになり、宮崎キャンプで行われた練習試合では甲府戦(2○0)、大宮戦(1△1)ともにJ1チーム相手にも自分たちの戦いを表現。さらに、ここまで長崎戦(4○3)、ホンダロック戦(2○1)、高知大戦(3○0)にも勝利。トータル5戦を戦って4戦1分と着実に歩を進めている。

Reported by 柏原 敏

開幕時の予想布陣
開幕時の予想布陣

キャンプを通じて4バック、3バックともに模索。いずれにせよ中央は逆三角形でアンカー+インサイドハーフの形が肝になりそうだ。シーズン前は今季獲得した島屋 八徳や馬渡 和彰といったサイドで特徴を発揮する選手に加え、昨季の看板選手であった両サイドの内田 裕斗や広瀬 陸斗を加えた4バックで彼らをSBとSHに配置するように予想した。しかしながら、キャンプを経て、現在のところ戦術の浸透もボールの動きもスムーズなのは[3-5-2]のように見える。

とはいえ、今季から就任したリカルド ロドリゲス監督にとっては「フォーメーションは関係ない。自分たちのスタイルをいかに出せるか」を重要視する。その言葉通り、キャンプでの練習試合を振り返っていくと、固定のポジションでプレーしている選手は少ない。岩尾 憲のアンカーは確定かと思いきや、宮崎で行われた大宮戦(1△1)ではインサイドハーフを務めてアンカーには藤原 広太朗が入り、同試合で広瀬はWB専属かと思いきやインサイドハーフを任されてWBには山﨑 凌吾が入った。ポジションを模索しているというよりも、誰がどのポジションで出場してもチームコンセプトを遂行して組織として勝つための意図が感じられた。そして、スタメン候補に関してもキャンプを終えた2月上旬になっても未だまったく分からない。いや、そういったマネージメントをしながら意図的に競争心を煽っていると言った方が正しそうだ。

Reported by 柏原 敏

※予想スタメンは2月5日時点のものです。

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