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JリーグYBCルヴァンカップ30周年記念「にじさんじ」とのコラボレーション
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2017Jリーグ開幕特集 2017Jリーグ開幕特集

浦和
浦和

最後の最後で掴み損ねた悲願のタイトル、今年こそ

今季のみどころ

2016年12月3日、埼玉スタジアム。浦和は悲願のタイトル奪取に最も近い場所にいたはずだった。しかし目標まであと一歩というところで状況が一変した。77分、一瞬の隙を突かれ、鹿島の鈴木 優磨にDFラインの背後を取られた瞬間、立場は入れ替わった。与えてしまった痛恨のPKを決められ、浦和はまたしてもリーグ優勝をあと一歩のところで逃す形となった。

リーグ史上最多の勝点74を記録した。リーグ史上最少タイの28失点を記録した。目標にしていた年間勝点1位の座も勝ち取った。しかし、それでもリーグタイトルには届かなかった。

そのラストピースを今年こそ埋める。そのためにJリーグで確かな実績のある者、光るものを見せた選手を補強し、確実な総合力向上を図った。なかでも、新潟から加入したラファエル シルバはシーズン前のキャンプからクオリティの高さを示し、期待感を高めている。元来備えているスピード、技術、得点感覚を見せつけながら、戦術理解力の高さも示し、ミハイロ ペトロヴィッチ監督の独特なサッカーにも素早く馴染んでいる。

やるべきことははっきりしている。クラブ史上最長となる6シーズン目を迎える指揮官の元でスタイルは確立させてきた。成長、進歩の歩みを止めてはいけないが、奇抜なことをする必要はない。リーグタイトルこそいまだ手にしていないものの、チーム力は確実に毎年レベルアップしており、それは数字にも表れている。ベースはできあがっている。必要なのは勝利への執念、勝負強さ、狡猾な試合運びといったものを身につけることだ。

初のリーグ制覇を成し遂げてから11年、今年こそ歓喜の瞬間を作り出す。

Reported by 神谷 正明

開幕時の予想布陣
開幕時の予想布陣

守備陣の顔ぶれは昨年から大きく変わることはないはずだ。西川 周作が浦和の門番を務めるのはまず間違いなく、遠藤 航がリベロとして3バックの中央に鎮座し、森脇 良太が右のストッパーを担う。左の槙野智章はキャンプでコンディションが上がらず、シーズン序盤は苦しむかもしれない。ただ、それでも時間の経過とともに定位置を掴み取るのではないか。

ボランチでは、柏木 陽介のレギュラーは当確だ。阿部 勇樹も不動のスタメンではあるが、キャンプではボランチではなく、一貫して左ストッパーを務めてきたため、シーズンスタートはそのポジションを担う可能性はある。ただ、ワンステップキックで逆サイドにボールを展開できて、球際の攻防に滅法強い阿部は中盤の核となる存在であり、こちらも最終的には本職で落ち着くだろう。

一方、攻撃陣には厳しい競争が待ち受けている。ワイドのポジションは右に関根 貴大、左に宇賀神 友弥としたが、様々な組み合わせが考えられる。昨シーズン終盤にスタメン出場することも珍しくなくなった移籍2年目の駒井 善成はキャンプ中の故障で少し出遅れたものの、レギュラーに食い込んでもおかしくない。関根、駒井は左右両方でプレーできるため、選択肢は広がる。湘南から加入した菊池 大介もポジション争いに加わってくるだろう。

1トップ2シャドーも様々な組み合わせが考えられる。注目の新加入、ラファエル シルバは1トップで起用されると思われるが、シャドーで起用して興梠 慎三を最前線に置く形も十分考えられる。前線トライアングルのポジション争いは熾烈で、昨シーズンに二ケタ得点をマークした武藤 雄樹や李 忠成であっても安心してはいられない。FWの選手層は非常に厚く、試合展開やスケジュールの状況から複数のオプションを試せるのは指揮官にとっても心強いはずだ。

Reported by 神谷 正明

※予想スタメンは2月9日時点のものです。

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